こんにちは、ぼあです。
暗号資産についてSNSやニュースで聞いて興味があるんだけど、どんなものなのかよくわからないという方のためにわかりやすく解説します!
仮想通貨や暗号資産ってよく聞くけどなんなの?
なんだか持っていると危ない目に合ったり損をしたりしそうで怖い…
ぜんぜん怖くないし、使い方によってはとっても便利なんだよ。
こんにちは、ぼあです。
- 暗号資産と普段使っているお金との違い
- 暗号資産を使うと何ができるのか
日本円とは
暗号資産にはビットコイン、イーサリアム、リップル…といったたくさんの種類があり、できることや得意なことなど少しずつ違いがあります。
たとえば暗号資産と聞いて思い浮かべる人が一番多いだろうビットコインは、たくさん種類があるなかで最初に作られた暗号資産で、物やサービスを買った時に支払うお金として使うことを目的に作られたものです。
お金なら普段からよく使っている一万円札なんかの紙のお金や、paypayやSuicaなんかの電子マネーもあるけどそれとは違うの?
普段の生活でよく使うお金と暗号資産とはまったく別ものといってもいいくらい根幹の部分が違うんだ。
ちなみに、以前は仮想通貨と呼ばれていましたが国際的な表現に合わせて2019年の法改正で暗号資産と呼ぶようになりました。
日本円は国が価値を保証している
- ・円は日本が価値を保証している
- ・世界中のみんなが価値を信用している
普段の生活でよく使うお金(いわゆる日本円)は、日本という国が作っているものです。
たとえば1万円札はただの紙ですが1万円分の価値がある物やサービスと交換することができるのは、国が紙の価値を保証をしていて、その紙を使うみんなが1万円札には1万円の価値があるんだと信用しているからです。
なので、極端な話をすると日本が借金まみれになって潰れそうな事態になると、円やばいんじゃないの?と思う人が増えていき、価値はなくなってしまうのです。
まあ、そんなことになる可能性はとても低いと思いますが(笑)
- 物やサービスと交換することができる
- 使うために紙幣や硬貨を持ち運ぶ必要がある
- 国が価値を保証している
- 世界中のみんなが価値を信用している
日本円と電子マネーの違い
今のは紙や硬貨でできている円の話ですが、paypayやSuicaなんかの電子マネーもほとんど同じです。
たとえば、paypayは有名企業のソフトバンクとヤフーが作ったペイペイ株式会社が作っているお金です。先ほどと違うのは紙や硬貨ではなくデータ上で使えるようなっているため、離れた相手に送金したり持ち運ぶのが楽にできることです。
注意しないといけないことは企業が作っているお金のため、その企業のサービスが使えるように登録したお店でしか使えないことです。
たまにペイペイやクレジットカードが使えないお店があるのは、そのお店がペイペイなどのサービスが使えるように登録をしていないからなんです。
日本円だったら日本中探しても使えないお店なんてないですよね!
- 物やサービスと交換することができるけどどこでも使えるとは限らない
- 使うために紙幣や硬貨を持ち運ぶ必要がない代わりに
- スマホやICカードを持ち運ぶ必要がある
- 電子マネーは企業が作っている
- 価値を保証しているのは日本円と同じ
paypayを使うには電子マネーを使うためのアプリ(ペイペイアプリ)をスマホに入れて、アプリにお金をチャージしなければいけません。
これは言い換えるとpaypay株式会社へお金を預ける替わりに、預けたお金と同じ分の価値がある電子マネーをもらっていることになります。
結局のところ電子マネーは日本円をデジタル化したものなので、電子マネーの価値のもとになっているのは日本円の価値なんです。
暗号資産とは
暗号資産は特定の国や企業が価値を保証していない
暗号資産は電子データ上の”ブロックチェーン”という技術で作られたものです。ブロックチェーンは説明するのがとても難しい技術なので、ここでは説明は省きますが、一言で説明すると、改ざん(データを不正に書き換えること)することができなくて、ネットワークに繋がっていればいつでも使える仕組みのことです。
暗号資産は日本やアメリカなどといった特定の国が作っているお金ではなく、ブロックチェーンという仕組み(プログラム)を使って作られています。
電子データ上のプログラムで作られている仕組みなので特定の企業が管理していたりはしません。そのため、国や企業がなにかの事情でなくなったとしても、暗号資産がなくなることはないんです。
海外には自分の住んでいる国のお金事情を心配に思う人も少なからずいて、そういった人たちの中にはいつ価値がなくなるかわからない国のお金よりも暗号資産の方が安全だと思い、自国の通貨を暗号資産に交換する人がいます。
暗号資産の価値を信じているる人が暗号資産を買うことによって価値が生まれているんです。
- 物やサービスを買うことができる
- 暗号資産の仕組みを信用されているから価値がある
- 紙幣や硬貨を持ち運ぶ必要がない
- 紙幣や硬貨の代わりにスマホを持ち運ぶ必要がある
突然そんな難しそうな仕組みのことを言われてもよくわらないし、信じることなんてできないよ!
そうだよね。だけど、暗号資産の技術に注目している国や有名企業はたくさんあって、暗号資産を持っている企業も増えているんだよ。
暗号資産の技術に注目している世界の有名企業は数多くあり、実際に暗号資産を持っている企業も増えています。
そうした企業は自分の持っている暗号資産の価値がなくなってしまうと困りますので、雇っている優秀な技術者に暗号資産の仕組みを検証したり、暗号資産に関する情報収集を個人でするのとは比べものにならないくらいしています。
その結果として、暗号資産は価値のあるものだと決定し、保有するに至っていることを考えると確かな技術であることは間違いないのだと思います。
ニュースで見たことがある人もいるかもしれませんが、最近では法定通貨(国として認めたお金)として暗号資産のビットコインを扱う国も出てきていますし、日本でも政府が暗号資産の検討をしており、とても注目されています。
- 国内企業 … 楽天(楽天ウォレット)、ネクソンなど
- 海外企業 … マイクロストラテジー、テスラ、スクエアなど
暗号資産は何に使えるのか
すごい技術で作られているっていうことはなんとなくわかったけど、結局のところは何ができるの?
海外送金がとても便利にできるようになるんだ。
暗号資産を使うと手数料や着金まで時間がかかっていた海外への送金が、安い手数料で速くできるようになります。
日本に住んでいると海外へ送金することはほとんどないですが、海外の国では外国へ出稼ぎへ出ることも多く、家族へ仕送りを送るときに手数料を少なくすることができるので多くの人に使われているようです。
グローバル化が進んでいますので、日本と海外とでお金のやり取りをすることが増えてきたときには便利に使われるでしょう。
海外送金なんてすることがないから僕には関係ないよ…
暗号資産は全世界共通だから海外の物やサービスを買うときに使えば日本円からドルなんかのほかの国のお金へ両替する必要がなくなるよ。だけど、買うところが暗号資産での支払いに対応してくれていないといけないけど…
暗号資産のビットコインやイーサリアムなどは全世界共通で、ネットワークに繋がっているスマホがあれば使うことができます。
そのため、自分の国の通貨を暗号資産に交換して持っておくことで、暗号資産決済(暗号資産で支払うこと)に対応していれば、世界中どこの国のお店でも商品を購入することができます。
暗号資産決済に対応するお店は増えてきており、日本の有名なところではビックカメラが2017年から、アメリカでは有名ブランドのグッチが2022年からビットコインなどの暗号資産決済に対応しています。
でも海外旅行に行く予定もないから使う機会はなさそうなんだよね。他に使えることはないの?
他にもDeFi(ディーファイ)という仕組みを使って暗号資産の運用をしたり、NFT(エヌエフティ―)を買ったりするとき使えたり色々できるんだけど、説明が長くなるのでこの記事とは別に説明するね
- 海外への送金が安く早くできる
- 全世界共通の価値で物やサービスを買うことができる
- DiFiで運用することができる
- NFTを買うことができる
まとめ
・暗号資産と普段使っているお金との違い
・暗号資産を使うと何ができるのか
暗号資産と普段使っているお金との違い
日本円や電子マネーは国や企業が作っていて、国や企業が信用されているから価値があり、たくさんの人に使われています。
暗号資産はプログラムで作られた仕組みで、国や企業がなくなっても使うことができます。暗号資産の仕組みを信用する人によって価値が生まれています。
暗号資産を使うと何ができるのか
海外への送金が安く早くできて、暗号資産決済に対応しているお店であれば全世界共通で物やサービスを買うことができます。
暗号資産は新しい技術なのでまだまだ発展途上だけど、私は暗号資産の仕組みをとても面白いと思っているので、これからも情報発信していきます!
それでは、また次回の記事で!